ドラマ「人間失格-たとえばぼくが死んだら」の無料動画を1話からフル視聴する方法！

1994年7月期に放送された野島伸司脚本のドラマ『人間・失格－たとえばぼくが死んだら－』の動画を無料で全話視聴する方法について、分かりやすく解説していきます♪

ドラマ『人間・失格－たとえばぼくが死んだら－』の動画を無料視聴する方法

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ドラマ『人間・失格－たとえばぼくが死んだら－』の動画配信状況

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～ドラマ『人間・失格－たとえばぼくが死んだら－』動画配信状況～（横にスクロールします）

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ドラマ『人間失格－たとえばぼくが死んだら－』動画内容の詳細

ドラマ『人間失格－たとえばぼくが死んだら－』あらすじ

名門私立中学校を舞台にした物語で、イジメ、体罰、虐待、自殺、父親の復讐、親子の絆などを描いた作品。

大きく分けると、前編（第1話から第6話まで）が名門中学での誠への陰湿、過激なイジメ問題を中心に描写、後編（第7話から最終回まで）からは誠を殺した者達への、衛の復讐劇が中心に描写される。

本作をきっかけに堂本剛と堂本光一の二人は俳優として注目を集めることとなり、その後のブレイクに繋がった。赤井英和にとっては、本作が連続ドラマ初主演であったが、当たり役となった。

Wikipediaより抜粋

ドラマ『人間失格－たとえばぼくが死んだら－』の1話から最終回までネタバレ感想

あの野島伸司脚本によるテレビドラマ。

人間の残忍な”闇”の部分を余すところなく描いた衝撃的な問題作。

1994年に放送された学園ドラマで、イジメ、体罰、虐待、自殺、父親の復讐、親子の絆などを、残酷でありながら赤裸々に描いた衝撃的なドラマで、放送当時はテレビ側での規制も薄かった事から、過激ないじめ描写や、救いようのない物語に対し、視聴者からは批判の声も多かったようです。

色んな意味で話題作となった作品で、主人公はKinKi Kidsの二人でもありますが、事実上は赤井英和さんが演じる父親・大場 衛が主人公です。1990年代のドラマは名作、大作、話題作がかなり多いと言われますが、この作品も間違いなくその一つに選ばれるでしょう。

25年以上前のドラマですが、今では放送できない、考えられない展開描写、ストーリー性で今後も一生目にかかる事にない、作られる事のない作品に感じます。少なくとも私が今まで観てきたいろんなドラマや映画のなかで、「センセーショナル」という言葉が一番似合うのはこのドラマかなと思います。

舞台は東京の進学校・修和学園中等部。裕福な家庭に育つ子供達が通う私立の男子中学校で、そこに主人公大場家族が神戸から引っ越してきて、誠が編入するところから物語は動き出します。

誠が編入したクラスの担任は女性教師・森田。生徒たちは成績をヒステリックに争う中で、それぞれに内面の影を感じる陰湿な空気でした。

誠に学校の案内をしてくれたのは、クラス委員長の影山留加。案内がきっかけで誠の初めての友達になります。留加はクラスの連中とは違う感性をもっていて、明るい誠を良く思います。それは友情としてではなく後に同性愛に変わってきます。

その一方で、修和学園中等部の最近の学校ニュースとして、校内で飼っているウサギが血を抜かれて惨殺されるという陰惨な事件も起きていました。また人に直接攻撃するようなイジメも起きており、クラスの生徒・武藤がいじめられているところを、誠は持ち前の正義感からいじめをやめるように言い辞めさせるのです。

それをきっかけにイジメの標的が武藤から誠へ移ります。その後生徒たちだけではなく、教師からもひどい体罰を受ける事になります。誠には全く落ち度はないものの、少しの勘違いや、嫉妬、黒幕の陰謀、特殊な癖を持つ人間の策略など全てが重なり、誠は絶望へと進んでいきます。

また同時に誠の父親であり、主人公となる衛の運命をも狂わせる事になります。

誠がもがき苦しんでいる時、唯一心を許せる家族の父親・衛に事実を話すものの、黒幕は一枚も二枚も上手で父親に裏からとっくに手を回していました。結果、父親は誠の事を信じず、信じられないと殴り無理やりにでも通学させるのです。

ここの場面は本当につらい。苦しい。誰か一人でも誠を信じて、優しくしてくれる人がいればまた話は全然違ったのではと辛くて仕方ないシーンです。その後やっと、衛も誠がいじめられている事に気づき、元の学校に戻ろうか？と提案してくるのですが、開業したラーメン屋を畳む事になるため、”借金”の事を気にした誠は継続して修和学園中等部に通う事を決意します。

しかし結果的にその翌日、誠は無惨にも亡くなってしまうのです・・・。

主人公・衛の息子・誠がイジメられ死に追いやられるところまでが物語の前半部分です。これから後半は父親の復讐劇の始まりです。

父親宛に体育教師・宮崎が誠に体罰をしている決定的証拠写真が送られてきます。その写真を元に衛は体育教師・宮崎を殺害します。宮崎が実際に誠にした体罰の方法で殺したのです。

復讐劇は終わったかと思いきや、実は写真を送りつけてきた者は宮崎とは別の人間で、一番楽しんでいる人間がいると考えた衛は黒幕と接触を図ろうとします・・・

まずタイトルを聞かれると、太宰治さんの小説を実写ドラマ化したものだと思われる方もいるかと思いますが、実は全く別物です！当初はドラマタイトルが「人間失格」だったようで、勘違いする方も少なくなかったことから『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』とタイトルを変更したようです。

今回、他の方の感想を検索していた中で、「この作品を放送しても、メッセージ性があったとしても、イジメはこの世からなくならない。この事実は残念ながら変わる事はないが、このドラマを時代を超えて見る事で何か変わるかもしれない」という言葉がとても胸に響きました。

確かにイジメはニュースになるものは一握りで、たくさんの”水面下のいじめ”が存在しています。そしてもちろん、ニュースになったからといっても、減るとは限りません。

当時はその変わらない社会の流れの中でも、放送するという決断をしたことはかなり勇気が必要だったのではと思います。事実、視聴者から放送1話から5話ほどまでは多くの批判にさらされることにもなりました。ですがその後、視聴率は上がり最終回では28.9％を記録しました。

ここで言えるのは、誰しもイジメの被害者、加害者、関係者になっている可能性がある事です。批判されている中で、けれど人間のダークな部分や、日常に潜む陰は皆さん興味があるのだと思います。”人間”の闇の部分。やはりそれは視聴率が証明しています。けれどそのダークなストーリーの中でもKinKi Kidsの二人の透明感溢れる演技力が話題になった事は確かです。

またクライマックスでは、暗い中でも少しだけ光が見えた部分で、世の中捨てたものではないと思わせてくれる場面もありました。視聴者からの声は”問題作”なだけに多くの声が上げられていました。

【ひトリ言】

昔々のドラマ作品、『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』。

KinKi Kidsが好きで私は知ったのですが、こういう作品って今は絶対に作られないよなぁ。

今こそ放送してほしいような気もする部分もあるけどなぁ。#fanart pic.twitter.com/kfPHFYz3ct

— ガゼルのしっぽ☆Gazelle’s tail (@1parrotwing1) February 4, 2019

すごく抉られるけれど、それでもいつか一度は見て頂きたい名作ドラマです。

ドラマ『人間失格－たとえばぼくが死んだら－』のキャスト

赤井英和：大場衛 役
堂本剛：大場誠 役
横山めぐみ：大場夏美 役
桜井幸子：森田千尋 役
斉藤洋介：宮崎 信一 役
加勢大周：新見悦男 役
堂本光一：影山留加 役
荻野目慶子：影山小与 役　など

赤井英和：大場衛 役

赤井英和

1959年8月17日生まれ、大阪府出身。ボクサーとして「浪速のロッキー」の異名を取る活躍を魅せた後、俳優活動に励む。本作品が赤井さんの連続ドラマ初主演作品との事で記念すべき作品となりました！復讐に燃える目の表情は必見です！

大場衛 役

誠の父で本作の後半の主人公。頑固者で猪突猛進。融通が利かない面があり、誠につい手をあげることもありますが、人情に厚く涙もろい性格である。後妻である夏美、息子の誠と3人で暮らしています。

神戸から上京しラーメン屋「なにわ亭」を開業。元は野球をこよなく愛する野球球児で実力のある花形選手でしたが、怪我による離脱をきっかけに引退に追い込まれた事から「身体は年を取れば錆びつくが、知識は錆びつかない」という考えを持ち、誠に対し教育熱心に接しています。

誠に対して優しくもありましたが、厳しい部分の方が多く、誠がいじめられているのにも気づけず、拒否している誠に対して無理にでも登校させようとしたり、誠の「濡れ衣を着せられた」という言い分も信用しなかった自分を後に責める事になります。

誠が死んでから、学校で誠の骨箱を抱え「校内でイジメはなかったのか」聞きまわりますが相手にされず、何者かから”誠が死ぬ直前の証拠写真”を送りつけられた事で、復讐に手を染めていきます。

堂本剛：大場誠 役

堂本剛

1979年生まれ、奈良県出身。KinKi Kidsのメンバーで、ジャニーズ俳優の第一人者として、演技力が高く評価されている一人です。同時に歌唱力もずば抜けていて、ソロプロジェクト”ENDRECHERI”も活動中。

大場誠 役

衛の息子で、前半の”本当の意味”での主人公。両親と共に神戸から東京へ引越し、進学校である修和学園中等部3年A組に編入します。父親の教育熱心なところは尊敬しており、そのためあってか誠は成績優秀で正義感も強く明るい性格。またルックスも良く運動神経も良い事から打ちどころのない完璧人間。

編入前の神戸の中学校ではクラスの人気者で人望も厚いタイプでした。ですが修和学園に編入早々、イジメられていた武藤を正義感から助けたことで、イジメの標的が武藤から誠に移り、落ち度が全くないにも関わらず、生徒によるいじめだけでなく教師からも体罰される事態に発展していきます。

状況はどんどん悪い方へ転落していき、学校中の人間から憎悪を向けられるまでに至り、また唯一の家族にも教師に裏から手を回され、信じてもらえず、絶望の淵に立たされてしまいます。

家族に迷惑をかけまいと、いじめから逃げずに現在の学校を通うことを選択しますが、屋上で生徒達からのイジメの末に追い詰められ転落死しました。

桜井幸子：森田千尋 役

桜井幸子

1973年12月20日生まれ、千葉県出身。2009年で芸能界を引退しています。野島伸司さんが脚本を務めている本作「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」や『未成年』の3部作全ての出演しており、演技力が高い女優さんとしてとても人気でした！

森田千尋 役

誠の新米の美人担任教師で国語を担当。少々鈍くさい面があり、ドジで泣き虫のため生徒達に舐められている節があります。

写真部顧問の新見に恋心を抱くようになり、心優しい性格で、誠を理解しようとしますが、逆に新見に上手いように操られてしまいます。

誠が唯一校内で『SOS』を伝えた人物で、イジメや体罰があったことは誠が亡くなった後、復讐に怯える哲雄から全てを打ち明けられるまで事態の真相には気づきませんでした。ですが、誠の死の真相を知り動こうとするものの、圧力により公表されず結婚を理由にした退職へと追いやられてしまいます。

斉藤洋介：宮崎 信一 役

斉藤洋介

1951年7月11日生まれ、愛知県出身。ルックスが特徴的で、面長で、しばしば「モアイ顔」「魔法使い」と評される事もある斉藤さん。本作では「イジメ役」がとても話題になり、その後の『教室』『家なき子』でもイジメ役で注目されました！本作での斉藤さんの姑息な役どころは必見です！（ですがご本人はとってもいい人）

宮崎 信一 役

体育教師で学年主任も務める熱血教師に見えますが、それは表の顔。真の姿は容姿等へのコンプレックスが強く、粗野な性格の人物であることを隠しています。はけ口で生徒たちに対していじめを行っており、特に弱い者いじめは激しく、自分の女装姿の写真をバラまいた犯人が誠だと誤解をすることになります。

それ以降誠への体罰をするようになり、衛に「誠を心配する教師」を装って機嫌を取ろうとしたり、真相を知ろうとする衛を「賠償金目当てのパフォーマンス」と言い放ったり、機嫌を取ろうとしたりする姑息な人物です。

加勢大周：新見悦男 役

加勢大周

1969年12月29日生まれ、北海道出身。2009年には事実上芸能界を引退していますが、当時の活躍は華々しく、注目を集めた演技派俳優でした！兄嫁のおじ（いわゆる親戚）に前川清さんがいるそうです。

新見悦男 役

修和学園の社会科教師であり、誠と留加が所属する写真部顧問。誠の担任教師・森田と婚約し、表向きの姿は正義感が強く爽やかな印象ですが、裏の顔は同性愛者、窃盗癖の持ち主で独特のゆがんだ世界観を持つ人物。イジメや他人が力に屈する様を眺めることが好きで、他人を裏から扇動して巧みに操り、自己の欲求を満たそうとする謀略家。

またイジメや体罰の現場や殺害現場や人の情事などの刺激的な写真を撮ることが趣味の盗撮魔としても作中でのキーマンとなっていて、たまたま万引きの現場を誠に見られ、逆に誠の嫌がらせをしたり追い詰めていくことになります。

堂本光一：影山留加 役

堂本光一

1979年1月1日生まれ、兵庫県出身。KinKi Kidsのメンバー。本作では愛するがゆえに誠をイジメてしまう苦しい役どころを見事に演じています。本作では、百数十人が受けたというオーディションで事務所の意向ではなく実力で「影山留加」役を射止めたそうで、KinKi Kidsの二人が初共演したドラマという事でも記念すべき作品です。

影山留加 役

誠の同級生。誠と同じ写真部員の一人で、森田のクラスの委員長を務める。成績優秀で、生徒達からは一目置かれているところがあります。口数は少なく、綺麗な男子生徒。

誠が転校してきた際、校内を案内したことを機に最初の友人となりました。二人の時は友人のように接するものの、裏の顔は校内で問題になっていた「ウサギ殺し」の実の主犯格で、イジメグループの一員でもあり、性格に屈折した面が見られ、母と母のパトロンとの情事を盗聴したり、これを録音しパトロンを脅したりしている場面も。

誠には直接的に危害を加える描写はないものの、クラスの生徒達からの誠イジメが行われている時は、自身も標的にされる事を恐れて助けることはありませんでした。

後に同性である誠を愛するようになり、森田に転入生の誠を守ることを約束し、二人だけの時だけではなく、クラスの中でも友人関係を貫くようになります。しかし、新見の執着から策略に巻き込まれ、誠に不信感を持つようになります。その結果、自らも再び誠のイジメに加わるようになってしまいます。

ドラマ『人間失格－たとえばぼくが死んだら－』主題歌・挿入歌・スタッフ

ドラマ『人間失格－たとえばぼくが死んだら－』主題歌・挿入歌

主題歌（挿入歌・オープニング＆エンディング） 
：サイモン&ガーファンクル
「冬の散歩道」
（サイモン&ガーファンクル側から主題歌としての使用を認められなかったため、クレジット表記上は挿入歌扱い）

挿入歌（エンディング）
：サイモン&ガーファンクル
「水曜の朝、午前3時」
「明日に架ける橋」

ドラマ『人間失格－たとえばぼくが死んだら－』スタッフ

脚本 – 野島伸司
音楽 – 千住明
演出 – 吉田健、吉田秋生、金子与志一

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