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35歳の少女の見逃し動画配信を無料で1話から最終回まで全話フル視聴する方法!

ドラマ『35歳の少女』

2020年10月期に日本テレビ系「土曜ドラマ」枠にて放送の、ドラマ『35歳の少女』動画無料で全話視聴する方法について、分かりやすく解説していきます♪

こんな方は必見
  • ドラマ『35歳の少女』を全話無料で視聴したい
  • 柴咲コウの演技がSNSで話題になっていたので観てみたい
  • ドラマ『35歳の少女』をゆっくりフル動画で見たい
  • 『家政婦のミタ』の制作スタッフ・遊川和彦脚本なので、ドラマの内容が気になる

上記に当てはまる方はぜひ、当記事を参考にしてみてくださいね♪

35歳の少女の見逃し無料動画をフル視聴する方法

ドラマ『35歳の少女』の動画無料で視聴する方法を調べてみたところ、動画配信として無料で視聴できるのは《Hulu》しかないことが分かりました。

(ドラマ地上波放送日より1週間だけ、無料の見逃し配信サイトTVerなどで視聴できますが、配信期間が終了してしまうとさかのぼって視聴することはできません

日テレドラマである『35歳の少女』の動画は、日本テレビ系の有料動画配信サービス《Hulu》全話見放題で配信されます。

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ドラマ『35歳の少女』の動画配信状況

主要な動画配信サービスでのドラマ『35歳の少女』の配信状況・無料期間・月額利用料・配付ポイントなどを以下の表にまとめました。

以下の表で分かる通り、無料配信期間が終わったあとも、動画として無料で視聴できるのは《Hulu》のみとなります。


~ドラマ『35歳の少女』動画配信状況(横にスクロールします)

配信の有無 無料期間 月額利用料(税込) 配付ポイント
U-NEXT × 31日 2,189円 600P
FOD × 2週間 976円 1300P
Hulu 2週間 1,026円 なし
TSUTAYA DISCAS / TV × / × 30日 2,659円  ※1 1100P(動画にのみ使用可)
dTV × 31日 550円 なし
Paravi × 2週間 1,017円 ※2 なし(無料体験終了後チケット配付)
Amazonプライム・ビデオ × 30日 500円 なし
Netflix × なし 990円 なし

〇:無料視聴可能|△:課金が必要 |✕:配信なし
最新の配信状況は各サービスHPにてご確認ください。

※1 TSUTAYAの料金体系は
動画見放題&定額レンタル8:2,659円(税込)
動画見放題プランのみ:1,026円(税込)
定額レンタル8のみ:2,052円(税込)

※2 登録方法により月額利用料に違いあり。
iTunes Store決済でParaviベーシックプランに契約した場合の月額利用料金は1,050円(税込)

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Hulu視聴可・遊川和彦脚本作品

《遊川和彦》脚本作品


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ドラマ『35歳の少女』動画内容の詳細

ドラマ『35歳の少女』のあらすじ

不慮の事故で10歳で昏睡状態になった望美(柴咲コウ)が目覚めたのは、25年後の35歳だった!?

しかし、明るく優しかった母・多恵(鈴木保奈美)は長年の介護で笑顔を見せない冷たい女性に、格好良かった頼れる父・進次(田中哲司)はパッとしない中年に、可愛かった妹・愛美(橋本愛)は不機嫌で刺々しい大人に変わり果てていた。

全て変わってしまった世界で初恋の人・結人(坂口健太郎)と再会するが、彼にも秘密があり…

Huluより

ドラマ『35歳の少女』の1話から最終回までのネタバレ感想と見どころ

ドラマ『35歳の少女』の1話のネタバレ感想と見どころ

ドラマ『35歳の少女』は、2020年10月10日から放送の連続ドラマで、『女王の教室』や『GTO』『過保護のカホコ』などで知られる遊川和彦さんが脚本を手掛けたドラマです。

主演の柴咲コウさんと遊川さんのタッグはドラマ『〇〇妻』以来のコンビで約5年ぶり。『家政婦のミタ』や『同期のサクラ』の制作チームが再集結し、制作された本作ドラマ『35歳の少女』。

タイトルの「35歳の少女」という名の通り、不慮の事故で長い眠りについた少女が25年の時を経て目覚め、全てが変わった世界を生きていく成長物語。

『〇〇妻』から柴咲コウさん、『同期のサクラ』では橋本愛さん、竜星 涼さん。”遊川ワールド”がまた始まると、放送前からSNSを始め期待度が高まっていました。

加えて主題歌には、今の時代の音楽業界を引っ張るカリスマ性の高い、King Gnuさんが手掛ける「三文小説」が起用され、ストーリーに色をつけます。


ドラマ『35歳の少女』は、25年前の10歳の主人公・望美の視点から始まる。

ある西日の強い夕方。母親の多恵からすき焼き用の豆腐を頼まれ、主人公・望美は愛用の自転車でお使いに出かける。鼻歌を歌いながら上機嫌で豆腐屋を目指すと、いつもの坂道でブレーキが効かない事に気づく。あらゆる手段を試したが、自転車のスピードは緩まるどころか加速していき、突き当りのガードレールに直撃してしまった・・・!

場面は変わり、25年後のとある病室。白髪の望美の母親・多恵の表情は疲れ切っていた。あの事件から25年の間、たった一人、望美がまた目を覚ますと信じて看病してきたが、もう限界のようだ。そんな時、偶然にも病院のなんらかのアラームが鳴り響き、その拍子に望美が覚醒した!

娘・望美がまた目を開けた事に喜ぶ多恵。望美は長い月日眠っていたため、あらゆる事に困惑している表情が見受けられる。声が出なかったり、足が弱っていたりと少々の不自由はあるものの、体調は良いようだ。

25年ぶりに目を覚ましたが、記憶の中の”いつも笑顔だった母親”は、は少し冷たく感じる表情。また突然の覚醒で病院に慌てて駆け付けた父親の進次、また3歳違いの妹・愛美の姿も、記憶しているパパや妹ではなかった。

10歳の望美の感情は今にも爆発しそうだったが、退院し望美の家に帰る事になった。母親の多恵から、望美は今の現実を知ったら悲しむから、25年前の家族と同じように振る舞えと言われる進次と愛美。

実は望美の事件から5年後に多恵と進次夫婦は離婚し、進次は再婚していた。また愛美は一人暮らししており、何年もの間、今は多恵が住む25年前の家には行っていなかった。その上、多恵が夜ご飯に用意したのは、あの豆腐が引き起こした事故の日の夕ご飯と同じ”すき焼き”だった。

進次と愛美は辞めるように止めたものの、多恵は「あの日からまたもう一度やり直したい」と言う。そんな中、母親多恵の気回しで招待していた、望美の小学校の頃の同級生で親しかった結人が家に到着する。

再会した初恋の少年・結人の夢は小学校の先生だと言っていたのを思い出した望美。始めこそ、結人は笑顔で小学校の先生になる夢が叶ったと楽しそうにしゃべっていたが、その望美の無垢な瞳に耐えきれなくなった結人。

何を思ったのか、突然喧嘩腰に現実を暴露し始める。

自分の今の現実の仕事が教師ではなく、代行業をしながらその日暮らしをしていること、今回結人は多恵から頼まれて夢を叶えたふりをしていること。嘘をついたのは多恵からの依頼だったから。。。

それは多恵がまだ現実を受け入れられない望美に、少しでも過去と同じ体験をさせてあげたいという配慮だったが、全員の人生に状していたほころびは大きく、ごまかしきれない

『現在』は望美の夢見た世界ではないと辛辣な言葉を浴びせ続ける結人。その時、声が出せなかった望美が子供のように大声で泣き出した。

さらに、実は両親はすでにもう何年も前に離婚している事、父にはすでに新しい家庭がある事、仲の良かった家族は今やバラバラだという事が次々と妹の口から暴露され、深く傷つく望美。

「こんな事なら目を覚まさなければ良かった」と思う望美。あまりのショックで姿を消す望美だが・・・?望美は失われた25年を徐々に取り戻しながら、バラバラになった家族を再生する事が出来るのか?


1話から壮大なスケールで話が進みました!1話では目を覚ました望美はほとんど声を出さずに、心の声として10歳の頃の望美の声で感情を表していたのですが、今後どのような展開になっていくのか。

衝撃的なストーリー展開の連続でしたが、中でも視聴者が特に印象に残った部分について、少しだけ紹介したいと思います。

柴咲コウさんの10歳が泣く演技

なんといっても1話で速攻話題になったのは、柴咲コウさん演じる主人公の望美が泣き出すシーン!

25年ぶりに目覚め、家族の変化や自分の変化に何もかもついていけない中、小学校の時の初恋の人・結人から残酷な現実を突きつけられる場面で、今までの感情が爆発して泣き出してしまうところ、”柴咲コウさんの演技”に魅了された瞬間と言えるでしょう。

「”今”は”お前が夢見てたような未来”じゃねーんだよ。温暖化やら差別やら原発やら、いーっぱい問題があんのにそういう物には目をつぶって皆自分が得する事ばっかり考えてんだよ。」

『現在』は望美が、そしてかつての自分が夢見た世界ではない、と辛辣な言葉を浴びせる結人。その残酷さ、まるで敵意があるかのような迫力、誰も助けてくれない現実に思わず感情が爆発して泣き出してしまいます。

「おまえもさぁ、寝たままのほうが良かったんじゃねーの?生きていく心配なんてしなくてよかったもんなぁ!?」

実も蓋もない、だれもが気付かないままひそかに奥底に抱えてるどろどろした負の感情を、臆することなく言葉にしてしまう坂口 健太郎演じる”結人”もすごかったです。

だけど、柴咲コウのこの泣きのシーンは本当に、見た目は35歳でも泣き方が完全に10歳で、子供が現実に毒されていく様を垣間見ているようで非常に心苦しかったです(><)!

またこの結人が吐き捨てたセリフの内容も話題になっていて、現在の日本、世界をそのまま、オブラートに包むことなく言い現わしたセリフが”衝撃だった”という声も挙がっています。

・坂口健太郎が吐き捨てたセリフがもうそのまますぎて。今の教育の世界に夢が見つかる気がしないわ。

・坂口健太郎のセリフが見事に現代を言い表していた。受け入れ難いやつ、多いだろうな。ツイッター界隈は特にな など

Twitterには沢山の感想が寄せられていました。

・10歳の主人公が昏睡状態から目覚めたら25年経っていて、すっかり歳をとりやつれた両親を目にする。 愕然として「こんなの悪夢だ…。」と思うシーン。 うちの親は高齢出産すぎて、もともとこんな感じだった。 1番頼りたくてわかって欲しい時期の、頼りない親の姿って子どもにとって辛い。

 

・「35才の少女」ああいうことで家族がばらばらになってしまうのリアリティあるよな 母親がのめり込み過ぎて下の子がほっとかれてあんな感じに優しくないのも現実的でいい 橋本愛さんはああいう訳がよく似合う。 そして井口さんのボーカル想像以上だったな  いいもん聴けた冥土の土産にするわ

 

・35才の少女、何気なく観てみたら不思議な中毒性のあるドラマだった。お母さんの態度にじわじわと不安をかき立てられる。家族のぎこちない雰囲気、歯車の噛み合わない感じ。柴崎さんの泣く演技が本当に10才の子どものようで、不気味ながらも圧倒される。初恋の結人君も闇が深い。続きがとても気になる… など

 

ドラマ『35歳の少女』の2話のネタバレあらすじと感想

25年前の幸せなリビング。すき焼きなのに豆腐を買ってくるのを忘れた母。お使いをいやがる妹。宿題から解放されたくて率先して買い物を引き受ける望美。

自転車でお使いに向かう望美、帰宅途中の父と遭遇し明るく別れる。望美が通り過ぎた後、ブレーキを修理していなかったことを想い出した父。しかし望美は長い坂道を下り始めていて、ぶつかる瞬間に────。

────目が覚めた、ここは今の35歳の自分がいる現実世界。生理がきていることも分からない、身体は大人だが心は10才のままの望美のいる現実。

とりあえず母・多恵と服を買いにショッピングモールに行くが、服のデザインも靴も食べるものも、10才の望美には欲しくないものばかり。子供たちが遊ぶエアートランポリンをみて「これやりたい!」と母にねだり「もう子供じゃないんだから!」と叱られてしまう始末。

一方、妹の愛美は仕事も恋もうまくいかない。出来の悪い部下の女性は、自分の元カレといま付き合っており、暗にマウントを取ってくる。しかし同僚でもある元カレに未練のある愛美に対し、元カレは真剣に付き合っているからと冷たく突き放す。

元父の進次は多恵との離婚後に結婚した、新しい家庭がうまくいっていない。相手の連れ子がブラック企業に就職後に引きこもりになってしまい、今では些細な刺激で家庭内暴力を起こす。強く出ることもできず、妻は子供をかばってばかり。

進次はある日、家でひとり勉強させられている望美に電話し、一緒に外出することに。どうして家に帰ってきてくれないのかと問いかけられ、望美の介護でお互いがすり減ってしまい、引き返せないところまでいってしまったことを告白した。

妹の愛美に連絡するも、望美の介護の間に生じた母との確執はどうにもならないようで、望美に対しても全く心を開く様子はない。

妹の愛美は、元カレが部下の女性と付き合っているのが気に食わず、代行業をしている広瀬 結人を雇ってデート中の元カレのいるレストランに突撃し、結人を彼氏と紹介する。しかし愛美はかなりの”重たい女”で、心の中では元カレは騙されている、自分と付き合ったほうが幸せだと思い込んでいる様子。完全ストーカー気質の愛美に、代行業を終えた結人は辛辣にけなす。愛美も同じくやりかえし、喧嘩別れとなってしまった。

望美は結人に頼み込んで、10歳の頃の親友たち2人と喫茶店で会うことに。彼女たちは記憶の中の友達とは別人で、10歳の頃の面影を探すも大人になってしまった二人に呆然となる望美。それでもなんとか「優しくてよかった」と感想を言う望美に対し、結人はその友人がアップしたインスタを見せつける。そこには望美に対する「哀れみ」の言葉がかかれていた。

子供の頃からはすっかり変わった汚い世界を見せつける結人に、だんまりを決め込んだ望美、自宅に到着すると自転車に乗って飛び出した。慌てて追いかける結人。望美はかつて事故にあった長い坂道を勢いよく下りだして────!?


柴咲コウの圧巻の演技もさることながら、今回きつかったのは「大人の世界が10歳の頃に描いていたものとあまりに違った」ことをどんどん思い知っていく過程でした。。。。

1話は、望美を取り巻く環境(両親の離婚・母と妹の不和・結人の言葉など)や、柴咲コウの10歳の泣き演技で、衝撃のまま終わってしまった感があったのですが。

今回は「35才として振舞わないと世間から異様にみられる」「かつての親友から哀れまれる」など、じわじわ堪える内容で。。。

そして、結人が望美に1話だけでなく2話でもキツく「現実は甘くない」といった内容を吐き捨てるところ、今回は少しだけ共感してしまいました。

実は1話では。なぜそこまできつく言うのかが、少しわからなかったんですよね。。。結人の今の生活がうまくいってないことで八つ当たりしたのかな?レベルでしか分かってなかった。。。

けれど、1話2話ときて、望美が「見た目大人」なのに「子供のように純粋にふるまう」ことで、なんだろう、自分の中に突然ものすごい「どうにも説明しがたいイライラ」が噴出してきたというか。。。

自分が10歳の頃から今の大人になるまでに、捨てざるを得なかったいろんな「綺麗なモノ」を、まだしっかりその手に持っている望美に対する”羨望”や”ひがみ”がでちゃうんです。。。。自分の中の、ダークなやつが(苦笑)。

けれど、その望美が最後「成長するね」と家族に宣言する。。。。。これは、今の「大人の世界に順応するね」とも言いかえれます。。。。それはそれで、歓迎されることなのか、悩みます。。。

今後の展開が、楽しみであり、不安です。。。。(><)

 

ドラマ『35歳の少女』の3話のネタバレあらすじと感想

25年前の幸せな家に帰宅する父。すると、家では「知らない人に道を聞かれたので連れて行った」望美が、「知らない人についていった」と母に叱られて号泣、つられて妹も泣いていた。「お母さんは心配なだけだよ」と娘たちを抱きしめる父。確かに幸せな家族がそこにあった。

ふっと目を覚ますと、やはり35歳の望美が、冷たく固い表情の母にまだ慣れない生活を送っていた。小学生から知識も止まっている望美。結人に勉強を教えてもらいたいが、母は結人の介入を嫌がり、小学生が通う塾に望美を連れて行った。

元父は新しい家庭において、なんとか引きこもりの義理の息子との関係を改善したいが、「整形するための100万くれたら出てきてやる」とほとんど会話は成り立たない。

結局望美は塾のほうから入塾拒否され、自宅でしぶしぶ勉強中。そこに元父から電話が入る。喫茶店でまたこっそり会う二人。結人に勉強を教えてもらいたいと言う望美に対して、応援する!と豪語する元父。けれど望美のGPSを調べて喫茶店に到着した母と大喧嘩となってしまう。

妹・愛美は仕事を頑張るも、元彼である同僚は新しい彼女(部下)に執心中。うまくいかないイライラをぶつけるために、愚痴聞き代行として結人を呼びだした。さんざん飲んで、元彼は自分がいないと何もできない、なんであんな馬鹿な女と付き合うのだと管をまき、あげく元彼のマンションの下で大声で暴れる始末。

結局近くの樹に頭から激突し、気絶した愛美は結人によって、「いまはもう寄り付かない実家」である望美たちの家に運ばれた。母親に手当され、いいひとが現れるからそんな男やめるよういわれるが、素直に会話をすることが出来ない。あげく「お母さんはお姉ちゃんが目覚めてから全然嬉しそうじゃない。寝たままの方がずっとそばにいてくれるからよかったんじゃない?」と吐き捨てて実家を後にした。

結人になんとか勉強を教えてもらいたい望美は、母の目を盗んで結人に連絡を取った。図書館に現れた結人に勉強を教えてもらい、望美はご機嫌。しかし結人はその後”リア充代行”の仕事があり、人数が足りなくなって困っていた。望美は今の時代を勉強するためについていくことに。

誕生パーティーでお酒を初体験し、酔っ払って結人に背負われ帰宅した望美。出迎えた母親は結人に望美の携帯番号を消せと言う。望美に近づくものを排除し、自分は望美のことを一番分かっていると豪語する母親に、結人は過去の教師時代に何度も出会った保護者達の姿を重ねあわせていた。

このままでは望美は”ヒナのまま巣から飛び立てない鳥”になると諭す結人に対し、「まるで教師ね」と冷たく言い放ち、望美の電話番号を消させた。

次の日、二日酔いで起きた望美が見たのは、自分の部屋に監視カメラを付ける母親の姿だった。家の玄関には外から鍵をかけ、まるで監禁のように望美を守る母親。ピリピリしながら出勤していく母親を見送った望美は、子供の頃と同じように母親と仲直りする方法を思いつく。

監視カメラに映らないようにこっそり家を出たところ、家の目の前で母親が仁王立ちしていた。あわてて弁明するが「貴方は普通の人間じゃない。体は大人でも心は子供。この怖い世の中から守れるのは母親の私しかいない」と言い放つ。

しかし望美は目覚めてからの不満をぶつける。「ずっと楽しそうじゃない、笑顔じゃない、こんなの私の好きだったママじゃない!」と叫び、結人がいる図書館に走って行った。

結人に母親と喧嘩したことを愚痴り、手紙を書きたいと相談する。「私が目覚めてからずっと、しないといけなかった大切なことを忘れている気がする」と、抱えているモヤモヤを吐き出した望美。しかし結人と話しているうちに何かを思いついたらしい。おもむろに手紙を書き出して────


あぁあぁあぁ・・・・なんかずっとなんかツライ。。。。

まず一番つらかったのが、リア充代行だらけの誕生日会の描写でした。あんなにキラキラと楽しそうに映えるパーティーなのに、参加者は全員代行業。なんてむなしい”見栄”の塊。でも今の時代、多かれ少なかれ皆そんなとこあるよなってのも同時に思ったり。

SNSなどが広まって、自分の生活の一部を世の中に発信するのが当たり前になってきて、いままでなら知らないで済んでた他人の生活が見えてしまって、「映える」ものがちやほやされる世の中になって。

昔の子供のころ、例えば望美と同じ10歳の私から見ても「なんじゃこの時代」って思うだろうなーって考えながら観てました。

母親の、いきすぎた子供への束縛も、うすら怖いと感じながらも”少しわかる”って思ってしまった自分にゾワッとしたり。。。

自分の手から少しずつ離れていこうとする望美に「こんなはずじゃなかった」と思うのも、「よかったね望美」と抱きしめながらもどこか寂しそうな母親の気持ちも、子育てを経験した人は多かれ少なかれ何か感じるところがあるのでは。。。と思います。。。

いやはや、まさかこんなに深いドラマになっていくとは、視聴開始時は想像もしてませんでした(汗)。もっと「目覚めて良かったね!おめでとう!これから家族みんなで幸せになるんだよ!」って展開になっていくものだとばかり・・・・さすが遊川和彦脚本です。。。。毎週心臓がいたい。

 

ドラマ『35歳の少女』の4話のネタバレあらすじと感想

25年前の母親が、望美が生まれてからずっとつけている日記を望美に見せている。日記の表紙にはトンボの絵がかかれていた。

場面変わって25年後の世界では、日記をじっと見つめる母親。そこにはうっすらとトンボが残っていた。

おもむろに部屋に取り付けた監視カメラを取り外し、朝食にオムライスをだす。急に一緒に買い物にいったり、望美が元気になったらずっとやりたかったことを列挙しだす母親に、なんだか”暑苦しさ”を感じてしまう。

妹・愛美は上司に呼び出され、先日元カレのマンション下で泥酔のあげくに暴言を吐く映像がネットにアップされていることを聞かされる。結局今頑張っていたプロジェクトからはずされてしまう。実は映像をアップしたのは元カレの彼女でもあり、愛美の部下でもある女だった。お互い会社でつかみ合い・殴り合いの喧嘩に。

かたや元父親はいきなり上司に呼び出され、早期退職を促されていた。まだ家のローンも10年残っているのに、と上司にすがるが逆に仕事のやり方を責められる始末。家に帰ると妻が「100万どうする?」と言う。前日引きこもりの息子が「100万で整形したら部屋を出る」と言ったのを鵜呑みにしているのだ。

家庭教師に結人を家に呼んだ望美、本人はとてもうれしそうだが母親はピリピリしていた。帰りがけ、二人きりになったときに「家庭教師という立場を忘れないように」とくぎを刺す母。それに対し結人は「あなたもそろそろ自立すべきでは」と返した。

望美はひとりで「本来なら通うはずだった中学校」を見に。するとそこで女子中学生3人と知り合う。一緒に中学校の制服を買ってみたり、初めてタピオカを買ってみたり。帰宅を促す母親からの電話も邪険にしがち。

帰宅し、友達が出来たことを喜び勇んで母親に報告すると、その友達とはもう会わない様厳しく責される。そもそも35歳の望美を友達として扱うはずがないと強く言う母親につい「うるさいなぁ‥‥」と本音が漏れてしまう望美。

妹の愛美は部下との殴り合いで別部署に飛ばされることに。その部下は取引先の娘であり、会社は愛美に対して冷遇。周りは面白がっていて、元カレは全く頼りない状態。結人を愚痴聞き・恋人代行で呼び出し、酒を飲んでからむ愛美。けれど元カレからの「元の部署に戻すから」という言葉を信じる愛美に、いい加減にしろと結人は言うが聞く耳を持たない。

中学生の友達が出来たと喜んで結人に言う望美。しかしその中学生たちに「怖い先輩に頼まれてしまったのでタバコを買ってきてほしい」と懇願される。望美の35歳の外見を使ってタバコを買う望美、しかしそのタバコをその中学生たちが吸おうとしてびっくりする。そこへ警察がやってきて望美たちは補導されることに────。

保釈の為に呼び出したのは母親ではなく父親。家に帰りたくない、お父さんの家に行きたいとごねる望美。しかたなく家につれていくが、ひきこもりの息子と出会ってしまい、父親のあまりのふがいなさに望美はがっかりする。肩を落として結局帰宅すると母親の詰問にあい、いまの現状に対して抱くむしゃくしゃした気持ちをぶつけてしまう。

次の日家で勉強していると、中学生たちから「たすけてのぞみん!」と電話がかかってくる。慌てて家を出ようとする望美を止める母親に「子供扱いしないで!」と強く言い、望美は中学生のところに向かってしまう。しかし向かった先はホテル街、中学生はパパ活トラブルでホテルに連れ込まれそうになっていたのだった。

身をていして友達を助けると、今度は自分が連れ込まれそうになってしまう。「たすけておかあさん!」と叫ぶとそこに母親が現れて────!?

また、母親が大事にしている”とんぼ”には意味があって────。


今回もつらい展開でした(´;ω;`)ウッ…

出来たと思った友達は「おばさん」である望美を利用しているだけで。望美は反抗期で、母親は自立できなくて、歯車がどんどん狂っていく‥‥

結人はつらい過去を抱えていて、でも「その時に寄り添いたかった」と泣く望美は聖母マリアを模していて、なんとなく”35歳の少女”というドラマが描きたいものが見えてきた気がしました。

少なくとも「25年もの眠りから覚めることができてよかったね」という世界ではありません。

人が大人になっていく過程の中で25年という長い年月を飛び越えてしまった場合、「子供のころには間違いなく持っていた純真性」が社会によってどう穢れていくか。これが一つのテーマだと思います(もちろん他にもいっぱいあると思うのですが)

「大人になるから待っててね」

この言葉ほど、うすら寒いものはないと。大人になる道中に、どれだけのものを捨てていくのか。柴咲コウの毎話の最後の笑顔が、その時のセリフがどんどん怖くなってきたのは、きっと私がいま「もうすぐ反抗期が来る息子」を育てている最中だからかもしれません。

彼はこれからどのような道をたどって「どのような大人」に到達していくのか。すごく考えさせられます。

それでも、いきなり訪れた望美の反抗期に「これが望美の反抗期か」と少し嬉しさをにじませながら泣く母親の愛は偉大だと思ったし、鈴木保奈美の演技はほんとうに震えました。

めちゃくちゃ、深い、ドラマです。

 

ドラマ『35歳の少女』の5話のネタバレあらすじと感想

25年前の幸せな家では、将来の夢がアナウンサーの望美が、両親に対して”新婚さんいらっしゃい”風に結婚の馴れ初めを聞いていた。幸せそうな両親。

しかし目覚ましが鳴ると、25年後の”35歳の望美”に戻っていた。

今日も結人が家庭教師が来る!とテンション高めの望美。高校の勉強まで進んできた望美は、なんだかすっかり「女の子」として結人を意識している様子。結人は「望美のことは好きだけど、心が35歳になるまで待ったほうがいい」と望美のアプローチに固まり気味。

かたや、元カレの今カノで自分の部下でもある”取引先の娘”と、殴り合いをして部署を飛ばされてしまった妹の愛美は、いまだに元カレにうまく使われ諦めきれない。

元父は早期退職を上司から打診されているが、引きこもりの義理の息子に100万与えたいという妻との板挟みで、どうしたらいいのかわからない状況。

望美は心が思春期に突入したのか、キスに憧れたり、母親に「結人くんと付き合ってるから!将来的には結婚も考えてるから」と先走った宣言をする。そのままの勢いで結人にも報告し、キスしようと迫るが、結人はなんとか望美をかわして代行業の仕事に出かける。

結人の今回の仕事は、愛美の”恋人代行”。居酒屋に陣取り、会社の愚痴を聞きつつ元カレはやっぱり自分のことが大事なのだと言う愛美に、そろそろやめたほうがいいと結人は忠告する。しかし、恋人代行としてハグしているところに、結人の後を付けてきた望美がやってきた。

男運が悪い愛美と、まるで女子高生のように結人との将来を夢見る望美。結局最後は口げんかで別れてしまう。帰宅すると母が「結人くんと付き合うのが悪いと言っているわけではない。もう少し心の成長を待った方がいいと言っているのだ」という。

元父には結局、早期退職の辞令が出てしまい、呼び出された望美には「昔のパパに戻って」とふがいなさを責められ、家に帰れば妻が義理の息子に100万渡してしまっていて、もう八方ふさがりになってしまう。

望美はいろんなことに逃げ腰な結人に対し「なぜ付き合うことからも、教師に戻ることからも逃げるの?」と真正面から攻めてしまう。しかし結人はそんな望美をベッドに押し倒して────!?


これは‥‥なんとも息がしづらい展開ばかりで、しんどい回でした‥‥(><)。

特に、結人が昔亡くしてしまった元教え子のお墓参りに出向いたシーンはつらかった‥‥。学くんの返事が聴きたいなぁと思ったし、やっぱり、やっぱり、昔に戻って学くんを助けてあげたかったなぁと思ってしまった。。。

あと、なんだろう、こんなに望美と結人の純愛を描いている回のはずなのに、母親より結人を選んだ望美にものすごいイライラしてしまったのはなんでなんだろうと自問自答。。。。

完全な恋愛脳状態の望美が、ちょっと私は無理かもしれん。。。。(苦)

母親はすごくキツイ言い方で「貴女を愛している」からと愛の押し付けをしましたが、25年も眠り続ける娘を大切に守ってきた親としては、いまの現状に盛り上がってるだけに見える二人を応援することはとてもできないし、それでも恋愛するならそれ相応の覚悟をさせたい、という感じに見えました。

母親が、あまりにも不器用すぎる。。。。。

あと、望美が高校生辺り特有の反抗期&脳内恋愛お花畑状態で、確かに自分にもそんな時期があったはずなのに、一歩引いた場所から客観視するとこんなにイライラするものなのか、とちょっと自分の拒否反応に自分でひいてます(汗)。

このドラマは、自分がいまどの立ち位置にいるかで、感想ががらりと変わると思い知りました。

いま私は完全に「母親」の立場で観ているようです。

あなたは、どのキャラクターの傍に立ってこの物語を観ていますか?

35歳の少女‥‥大人になる過程の”暗部”も包み隠さず描いていて、とんでもないドラマです。。。

 

ドラマ『35歳の少女』の6話のネタバレあらすじと感想

25年前の幸せな家では、望美が泣く愛美を元気づけたり、仕事がうまくいかなかった父を慰めたりして、家族皆を笑顔にしていた。

しかし現実では望美は結人の家に転がり込んで朝を迎えていた。母と決別してしまい、寂しいながらも結人と二人の生活に心が躍る望美。生活用品やリクルートスーツなどを買いそろえて、なんだか望美は未来に希望しかもっていない様子。熱意があれば35歳でも昔の夢のアナウンサーになれると信じていた。

愛美は暴れた動画がネットにアップされたことが痛手となり、次の就職先が決まらない。父は家を追い出され、客に迷惑をかけて会社も懲戒解雇されてしまい、酒に酔って元の家、いまは母・多恵だけが住む一軒家に転がり込む。

さんざん愚痴り、多恵の冷静で痛烈な言葉に喧嘩腰になるが、多恵も望美に出ていかれいまは一人になったことをあざ笑った。

結人は教師としての再就職を目指して面接を受けていくが、現実は厳しい。かたや望美もアナウンサー志望ということでタレント事務所をあたってみたが、アナウンサーにも年齢制限があり、こちらも夢の実現には程遠い。家のこともほとんどできない望美だが、それでも結人から合鍵を貰って嬉しそう。

再就職先を探すためにハローワークを訪れた愛美は、そこで同じく仕事を探している父にばったり出会った。お互い職がないこと・家も厳しいことなどを近況報告しあった。

愛美は結人に連絡をとり、流れで結人と望美が住む部屋に。しかし、現実を知らない望美に呆れ、母親と住めばいいのではと望美に言われて激高し、またもや愛美は望美と喧嘩別れしてしまう。

望美は自分が結人と一緒にいることでとても幸せなのに、家族が幸せじゃないのがつらいと、豆腐を4丁買って再びかつての幸せだった家に家族4人で集まるように仕向けた。

自分は結人と暮らしていくけれど、仕事や家庭が大変なママ・パパ・愛美の3人でこの家で暮らしてはどうかと豆腐を机に並べながら言い出す。

そこでとうとう、愛美の堪忍袋の緒が切れて────。


ああああああああ。しんどい(最近感想しんどいしか言ってない)。重い。しんどい。

家族みんなうまくいってない。人生も。感情も。

望美は腫れ物に触るように大事にされているけど、まだまだ世間を知らない。

結人は人ひとりを自分の人生に組み込んで、共に暮らしていくことの覚悟ができてない。なんて幼い同棲(同居)生活。

よく、〖子供は天使〗という言葉を聞きますが、これは言い得て妙だなと今回実感しました。

いい意味で、というよりは、悪い意味で

子供が持つ純粋さ、煌めき、他者への完全な依存と信頼、まっすぐな残酷さ。

すべてが「子供」という、見た目可愛い”天使”の姿で放たれたなら、こちらもまだ素直に受け止めることができますが、外見”35歳”の大人から同じ熱量で放たれると、ものすごいダメージ食らう。。。。

そして次に来るのは”反発””攻撃性”でした、私の場合。

望美に対してすんごいむかついた。

言葉は悪いですが「お前が言うな」と心の中は炎上状態。。。。

SNS見てると、妹や父親に対する批判の声も結構あって、なので私の受け取り方はほんとごく一例です。はい。

どうも、私は望美に振り回されている家族側にすこぶる感情移入しながら視聴しているようです(><)。だからもう、しんどいのなんの。理由はたぶん彼らがあまりにも「弱くて泥臭い”ちっぽけなただの人間”らしい」から。望美はどちらかと言うとまさに「天使ポジション」なので、私には理解が遠い。

けれど、次週の第7話の予告を観ると、とうとう望美も地に足ついた「人間」になりそうです。

だから来週がめちゃくちゃ楽しみ。望美が、10歳の心のままこの時代を生きて。最終的にどうなっていくのか。このドラマはほんとうにおもしろいです。

こんなにこちらの感情を荒らしてくれる、望美を演じる柴咲コウさんの演技は、脱帽です。

 

ドラマ『35歳の少女』の7話のネタバレあらすじと感想

いまだに昔の幸せだった頃の家族の夢を見る望美、けれど心は実年齢の35歳にかなり近づいてきていた。

身も心も結人と結ばれ、いまや新婚の気分な望美は、これからは結人の教師復職の夢を全力で応援する!と気合満々。なんと行きつけの喫茶店でのバイトまで決めてきた。

一人家に残された母・多恵のところに元父・進次が望美のことを気にかけ電話してくるが、まずは自分の新しい家族のことをしっかりしろと冷たく突き離す。

進次の新しい家族は、妻が引きこもってカードで買い物ばかり、なんとか話し合おうとする進次だが、財布に入れている昔の多恵たちとの家族写真を捨てろと言われて、どうしても実行に移せない。義息子は実の父に会いに行ったらしいが、金をせびりに来たと思われたらしくて100万貰って帰ってきてしまったらしい。

妹の愛美は就活がうまくいかず、元カレと部下は結婚すると嫌みなアプローチをしてくる。

一人幸せ気分な望美の働く喫茶店に、母がやってくる。娘が35歳になり、結婚などを夢見ていることに気付き「貴女は焦っている。結人はいずれ貴女を受け止めきれなくなる。そうなる前に帰ってらっしゃい」と指摘する。

結人は就活がうまくいかないばかりか、貯金も底をつき、けれど望美には言えないでいた。新妻気分の望美は、結人の現状に気付かず、結人の両親に紹介してほしいと懇願する。

実は結人は資産家の息子で、結人の家に着いた望美はびっくりする。けれど結人のすげない家族への態度と、息子を溺愛する母親、そしてヘルパーが必要な状態の父親と母親が非常に険悪な仲であることを知って、もっと驚いた。

望美は家に帰って結人に「両親を仲直りさせるために、早く子供を作ろう!」と言い出す。結人はあっけに取られて逃げ出した。

望美の職場にパワハラ気質の迷惑な客がやってきて、外国籍の同僚にからんでいた。正論でぶつかって行った望美は、迷惑をかけたと店を首になってしまう。

愛美は婚活パーティーに参加し、けれどお酒を飲んだらいままでのうっぷんが爆発して暴れてしまい、気付いたら実家に戻っていた。掃除中に怪我したという母をみて、少しだけ実家に帰ってあげても…という気になったが、結局いつもの通り喧嘩に発展。すると母が家族全員を家に集合させろという。

あまり気が進まない望美、何事かと驚きながらもやってくる元父、不承不承な愛美が次の日実家に集まると、母は「この家を売ります」と言い出した────。


いままでの6話までは、まだ心が子供のまま身体が35歳の望美から繰り出される、「純粋な理想論」にかなり痛みとストレスを感じながら観ていましたが。

感情が35歳になった望美、ただし25年という空白の時間があるひとりの人間の叫びを聞いて、今回は望美にすごい勢いで感情移入していきました。

やっと望美が”天使”から”人間”になって、というか、”人間”まで堕ちてきて。そうすると、醜く過去を引きずりながらも結局、25年という月日を使っても何も進めてない浅はかな家族たちに爆発する姿は本当に”美しい”と感じました。

”人”は”醜い”から”美しい”。

正反対な言葉ですが、ひとつの正解だと思います。

結人ともうまくいかず愛の素を飛び出した望美。地面にうずくまって泣くその表情は、1話の子供のように泣きじゃくる姿と重なりながらも何かとても大事なものを無くした”大人の顔”で、切なくも美しかったです。

これから望美は、なにを無くして、なにを見つけていくのでしょう。とても楽しみです。

 

ドラマ『35歳の少女』の8話のネタバレあらすじと感想

ある教会にて望美と結人の結婚式が執り行われている。望美の大切な人達は皆、それぞれに幸せになっている。結人は望美に幸せを約束しようとする、しかしウエディングドレス姿の望美は目の前で消えていった────。

はっと夢から覚めた結人。望美からは連絡もなく、せっかく採用された教師の仕事も昔のように、生徒に強く言えない流され教師の姿に戻ってしまっていた。

愛美に望美のことを聞こうとすると、いまから会わないかと誘われる。出向いた店にいたのは、いままでとは全くテイストの違った服を着た愛美だった。なんとデザイナーの夢を諦め、今度は愛美が代行業を始めて”恋人代行”をしているという。

元父・進次は妻から離婚届を突きつけられており、なんとか話し合いの機会を作ろうと慣れない昼食を作ってみたりするが、妻は全く取り付く島もない。引きこもりの義理の息子は、もらったお金を競馬などで増やそうと博打をうつが失敗。せめて母からもらった100万だけでも返すよう説得する。

すると妻から逆に、進次のスマホに「自分の娘の心配をしたら?」という言葉と共に、とある動画の情報がもたらされる。それはYouTube動画の中で望美が「みなさんの時間を売ってください」と粛々と画面に向かってしゃべっている動画だった。

映り込んだ背景などで望美の居る場所が判明し、慌てて会いに行く進次。そこには以前とは全く別人の、まるで感情などをどこかに捨てたかのような、冷静で淡々とした望美がいた。彼女は「時間が足りない」人に「時間が余っている」人の「時間・労力」などを売っているという。その手数料と動画の広告収入で進次の年収くらい1ヶ月で稼ぐほどだともいう。

しかし望美は、部屋の中にいながら世界とも繋がれる、1人で誰かと関わることもなくただ自分が失った時間を取り戻していきたいと言う。進次は追い返され、無力感に打ちひしがれた。家に帰り、自分は昔の家族が恋しかったことを素直に認めて、離婚届に判を押そうとすると、妻は逆に少しだけ歩み寄りをみせるようになった。

今度は愛美が望美の様子を見に来た。しかし「それならあなたが家に帰ったら?私がいない今がチャンスじゃない。これ以上、身勝手な寂しさをばらまくのはやめなさい」と望美に言われて逆上し、望美の部屋をとびだしてしまう。

「無駄なものは捨てましょう。あなたに必要なものは情報とカネ、そして自分だけです」と淡々と動画を配信する望美。その動画を観て途方に暮れる結人。

けれど結局心配になり結人は望美に会いに行く。そこにいたのは、いろんなものを捨て去った、完全に表情のない望美だった────。


望美がこれ以上傷つかないために、昔の”感受性が強く、周りの幸せを祈れる自分”から変わらないといけないと思って選んだ道が「誰ともかかわらず生きていくこと」というのが、非常につらい。けれどたぶんこれ、分かる人多いと思います。

人とリアルにかかわらなければ、感情は波立たないし、自分を自分でコントロールできます。けれどその状態が”幸せ”かというとまた別問題で、結人はそんな闇から望美に戻ってきてほしいし、望美はもう戻りたくない。

いろんな現実から決別したいという強い想いが現れたのが、望美から結人に向けられた「私達はさよならを言うために出会ったの」というセリフであり、

”そんな望美”になっていく過程が、結人が醜く争う自分の両親に向けてはなった「人間が腐っていく」というセリフにリンクしてるんだろうなと観ていて感じました。

そして、7話まではどちらかというと「うざい」存在として描かれていた母親の最後の叫びが、見事にこちらの感情をえぐっていって。。。。

あんなに悲痛で赤裸々な本音はない。けれど”母親”だからこその叫びなんだろうなと、震えながら観てました。

そしてそんな母親は最後倒れます。予告では「次は望美の番」だと。今度は望美が母親とどう向き合っていくのか、非常に怖くて、楽しみです。

 

ドラマ『35歳の少女』の9話のネタバレあらすじと感想

昔の家の食卓に集まる、すでに今の姿の望美・愛美・進次。3人とも「やっと皆ですき焼きが食べられる」と嬉しそう。しかし母・多恵の姿が見当たらない。別室で見つけた母の姿は突然闇にかき消されるように消えていき────。

ハッと望美が目を覚ますと、時は”現在”。ある病院の病室のベッドの上には眠り続ける母・多恵の姿があった。望美から連絡を受けた愛美・進次が慌てて駆けつけると、望美は彼らに「クモ膜下出血と心不全で、意識を取り戻すのはまず無理だろうと言われた」と多恵の症状を伝えた。

母に殺されそうになったことを淡々と二人に伝え、自分は動画配信の時間だからとその場をあとにする望美。病室に入った愛美・進次は、機械に繋がれ横たわる多恵の姿にショックを受けるが、かならず目を覚ますはずだと信じあった。

実家を訪れる愛美、母がつけていた日記を見つけ手に取ってみると、そこには「望美を元のあの子に戻して、今度こそ4人ですき焼きを食べよう」と綴られていた。冷蔵庫にはいつでも作れるように、すき焼きの材料が用意されていた。

愛美は日記を持参し、望美が暮らす無機質な部屋を訪れた。母は望美を殺そうとしたんじゃなく、元のバカみたいに明るい姉に命かけて戻そうとしたんだと激高し、今度はあんたの番だと言い募るが、望美は「これが本当の私だ」と冷静に突き離す。愛美は「あんたなんかいなくても、私が看病する!」と部屋を飛び出した。

愛美が病室に戻ると、そこでは進次が眠り続ける多恵に、昔のことを謝罪しながら泣いていた。愛美は自分が看病することを父に伝ると、父は元の家に戻り、急に家の傷んだところを自分の力でリフォームし始めた。そこに結人がやってきて、多恵が倒れたのは自分が望美のことを頼んだからだと謝罪した。しかし進次は自分が弱かったからだと返した。

進次は今の家に帰り、いまだに無視を続ける妻や、部屋に閉じこもる義息子に初めて全力でぶつかった。義息子は進次を殴りながら、ずっと心にしまい込んでいた、いままでの人生の悲しかったこと、空しかったことを叫んだ。しかし進次は「やりたいことが分からないなら、一緒に考えたらいい」と優しく返した。

病室では愛美が多恵の腕をリハビリしながら、昔とても寂しかったことを吐露していた。

結人は自らが受け持つクラスの一人が欠席し、転校を考えていることを知って自宅を訪問した。母親も結人には遠慮がちに拒否を示し、なすすべなく家を出ると、心配そうに家を見上げる一人のクラスメイトを見つける。「ほんとうは彼はいじめられているんじゃないか」と聞くが、クラスメイトは走り去ってしまった。

肩を落とす結人のもとに、結人の父親が亡くなったと連絡が入った。結人は実家に戻ったが、結局母に「よかったじゃない。通夜と葬式が決まったら連絡して」と言うだけで実家を後にした。

結人は無力感にさいなまれながら自宅に戻り、望美がのこしていったカセットテープを聞いた。するとそこにはなんと、多恵の声が入っていた。その中身を聞いた結人はカセットデッキをもって望美のもとへと走り出した────。


つらい‥‥(´;ω;`)ウッ…

まさか望美たちの家族がこんな最後を迎えることになるなんて、観始めたときは想像もしていませんでした。。。。

「声が消えていく。心が消えていく。人が死ぬとは、こういうことなんだ」

こんな抉られるモノローグを聞くことになろうとは・・・・

途中、目覚めたばかりのころの望美に戻っていく”柴咲コウの演技”は圧巻でした。そして、母親・多恵を演じた”鈴木保奈美の演技”はもう、息を呑むばかりでした。

あーでもさみしいさみしいさみしい(´;ω;`)ウッ…

結局、すき焼き皆で食べられへんかったやん。。。。。こんなんある?(号泣)

25年眠っていた娘が目覚めて、ってあらすじを読んで「きっと最後は”目覚めて良かったね!”って家族皆で幸せになるんやろうなぁ」と、ふんわり期待をしながら視聴しだした当初の私に言いたい。

これ、そんなんちゃうで?

とんでもないドラマやで?

覚悟して観なあかんで?

って。。。。。

さすが『家政婦のミタ』『同期のサクラ』などを生み出した脚本家・遊川和彦のドラマです。ほんと、どうやったらこんな話の展開を思い付かれるのでしょう‥‥とんでもない御方です‥‥(褒めてます)

ある意味大黒柱だった母を失って、彼女たちはどこへ進んでいくのでしょう?予告では結人と向き合う望美のワンシーンが差し込まれていたので、希望はあるのですが。

来週も楽しみです(怖い)。

 


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ドラマ『35歳の少女』のキャスト

時岡 望美:柴咲 コウ
広瀬 結人:坂口 健太郎
今村 進次:田中 哲司
今村 達也:竜星 涼
今村 加奈:富田 靖子
相沢 秀男:細田 善彦
林田 藤子:大友 花恋
時岡 愛美:橋本 愛
時岡 多恵:鈴木 保奈美 など


時岡 望美:柴咲 コウ

 時岡 望美 
本作品の主人公。10歳の時にすき焼きの豆腐のお使いを頼まれ、乗って行った自転車のブレーキの故障で事故に遭い昏睡状態に陥る。25年の月日を経て、心は10歳のまま35歳の体で目覚める。体だけ大人になってしまっているが、内面は小学生のままで止まってしまっている。

当時は明るく無邪気で能天気な小学4年生で、将来の夢はアナウンサー、現場リポートが日課だった。クラスメイトの広瀬結人に思いを寄せていた。

柴咲 コウさんが演じた時岡 望美に関する声がTwitterに沢山挙がっていました。

・遊川和彦脚本はやっぱすごいな…めちゃくちゃ面白い!柴咲コウの泣くシーンはひたすらカオスだったのに涙が止まらなかった…坂口健太郎との今後に期待。

・柴咲コウの泣きの演技すごい。 ほんとに子どもが泣いてるみたい。

・35才の少女は柴咲コウちゃんの演技に圧倒された  など

《柴咲 コウ》
1981年8月5日生まれ、16歳になって芸能活動を始めたそうです。『黄泉がえり』など多数の代表作がある女優さんですが、同時に非常に歌唱力のある歌手でもあります。

広瀬 結人:坂口 健太郎

 広瀬 結人 
望美の小学校のクラスメイトで初恋の相手。結婚式の新郎の友人役としてスピーチをする、といった代行業を務めていたところ、望美の母親・多恵に呼ばれ、望美の快気祝いを兼ねたパーティーに参加させられることに。25年ぶりに望美と再会する。

小学校の教師をしていたが、ある事故をきっかけに退職。それ以降は自信なさげで他人に対して批判的に生きてきたが、望美が目覚めたことによって、今の無気力で目的のない自分を変えよう、と思うようになる。

小学校の頃の望美の記憶は、作文の事や将来の夢など鮮明に残っている。

坂口 健太郎さんが演じた広瀬 結人に関する声が挙がっていました。

・坂口健太郎はやさぐれてても血が通ってる感じがして見てて心地よい。

・35歳の少女、坂口健太郎がまた素晴らしいのよ。

《坂口 健太郎》
1991年7月11日生まれ。19歳の時に第25回『MEN’S NON-NO モデルオーディション』に合格しモデル業を開始。今では存在感のある俳優として知名度をメキメキ挙げている、若手実力派俳優の一人です♪

今村 進次:田中 哲司

 今村 進次 
望美の父。大手ハウスメーカーの営業マン。望美が25年もの時間植物状態に陥ってしまったのは、望美の自転車の点検ミスだとして自分のせいだと思っている。

かつては仲睦まじい家族だったが、望美の事故をきっかけに家庭不和になり離婚。連れ子の達也がいる加奈と再婚する。が、義理の息子が引きこもりになってしまい、仕事ももっぱらアフターサービスが中心。前の家族に本心では未練があり、家族関係は上手くいっていない。

《田中 哲司》
1966年2月18日生まれ。代表作に『SPEC』シリーズや、『あなたの番です』などがあり、存在感のある演技で視聴者を魅了しています。奥様は女優の仲間由紀恵。

時岡 多恵:鈴木 保奈美

 時岡 多恵 
望美の母。望美が事故に遭い、25年間もの植物状態になってしまったのは、自分が豆腐のお使いを頼んだせいだと思っている。望美の事故後に夫の進次と離婚。眠り続ける娘の望美の意識回復を信じ、25年間望美の介護を続ける一方で、保険の外交員としても働きづめ。「いつか、娘が目覚める」ことだけを信じて生きてきたが、その夢が叶った時、彼女の時計は別の方向に動き始めてしまった。

望美が記憶している”いつも笑顔”の多恵は、25年後の現在にはおらず、白髪の姿で冷たささえ感じる。

鈴木 保奈美さんが演じた時岡 多恵に関する声が挙がっていました。

・「35才の少女」を見た。 鈴木保奈美が家政婦のミタみたいだった…

・35才の少女の鈴木保奈美さん、すごく面白い。私はこーいう人が大好き。

・鈴木保奈美さんは白髪頭でも超綺麗だった など

《鈴木 保奈美》
1966年8月14日生まれ。旦那さんはお笑いタレントの石橋貴明。高校時代から芸能界デビューをしてから、今もなお女優として連続ドラマや映画に出演し続けている国民的女優さんです。

時岡 愛美:橋本 愛

 時岡 愛美 
望美の3歳違いの妹で、進次と多恵の二女。姉の事故後、両親は離婚し、姓は母方の時岡になる。家族がバラバラになる中で、父親・進次は再婚し、望美の看病に付きっ切りの母には構ってもらえなくなり孤独を感じていた。

大手広告代理店の営業部門で働いており、仕事は出来るのだが、外見とは裏腹の“メンヘラかまってちゃん”タイプで、恋愛には不器用。男は決まって去っていく。今は職場仲間であり上司でもある相沢に対し、追い回すといったストーカー同然の行為を行っている。

家族を取り巻く環境が激変したことで、自分の存在意義に苦しむようになってしまった。

橋本 愛さんが演じた時岡 愛美に関する声が挙がっていました。

・#35才の少女 に出ている #柴咲コウ と #橋本愛 が本物の姉妹かと思うほど似ている。

・鈴木保奈美の暗い演技は、 やっぱり素晴らしいなぁ〜 橋本愛との親子役もピッタリ 2人とも時々人殺しそうな表情できる俳優さんだぁ… 説得力がある俳優さんって テレビではなかなか見られない

・橋本愛出てるだけで期待値UP!橋本愛&柴崎コウには尊敬に近い思いもある。 など

《橋本 愛》
1996年1月12日生まれ、熊本県出身。『告白』や『桐島、部活やめるってよ』、『あまちゃん』などの世間の注目を浴びたドラマや映画に出演し、着実と存在感を出してきた女優さん。今回は実年齢よりも8歳上の32歳の年齢の女性を演じています。

今村 達也:竜星 涼

 今村 達也 
進次が再婚した加奈の連れ子。そこそこの私大を卒業後、そこそこの企業に就職したが、いじめに遭い、2年足らずで会社を退職。それ以降、部屋に引きこもってしまい、食事や飲み物がほしい時だけ、両親とも顔を合わさないようにメールでやり取りしてから部屋を出てくる。達也がメールを送り部屋から出てくると、両親は決まって隠れて、いないふりをする。

《竜星 涼》
1993年3月24日生まれ。2010年の4月期のドラマ『素直になれなくて』で俳優デビューし、『ひよっこ』や『アンナチュラル』『トイ・ストーリー4』などでも存在感のある役柄を演じた、これからの活躍が楽しみな俳優さんです。

ドラマ『35歳の少女』相関図

ドラマ『35歳の少女』相関図

ドラマ『35歳の少女』公式サイトより


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ドラマ『35歳の少女』主題歌・スタッフ

ドラマ『35歳の少女』主題歌

*主題歌
King Gnu「三文小説」

ドラマ『35歳の少女』スタッフ

脚本 – 遊川和彦
演出 – 猪股隆一、明石広人、伊藤彰記
チーフプロデューサー – 池田健司
プロデューサー – 大平太、諸田景子
音楽 – 平井真美子
制作協力 – AX-ON
製作著作 – 日本テレビ


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